
こんにちは、現役パン教室講師/教室運営コンサルタントのyuiko です。
イースト臭が苦手という自分の体質から、微量イースト&国産小麦を使ったオーバーナイト製法のパン作りにたどり着きました。
現在は、素材の良さを活かしたパン作りを伝えるオーバーナイト専門のパン教室を主宰しています。
また、cottaパートナーとしても活動中。
食パンの断面が花や星の形になったら、朝のトーストもきっと楽しくなる。
そんな願いを叶えてくれるのが、貝印KAIの「花と星の食パン型 DL7027・DL7028」です。
実はこの型、数年前にお仕事で使用する機会があり、そのときの使用感や焼き上がりの様子があまりにも印象的だったため、あらためてレビュー記事としてまとめることにしました。
タイムラグはありますが、現在も販売されており、基本スペックや使い勝手に大きな変更はありません。
かわいさと実用性を兼ね備えたこの型の魅力を、実体験をもとにしっかりレビューしていきます。
貝印KAI花と星の食パン型DL7027・DL7028について、購入を迷っている方の参考になれば幸いです。
PR:この製品は貝印様よりご提供いただき、記事にさせていただいてます
貝印KAI花と星の食パン型DL7027・DL7028の紹介


星型 DL7027の特徴


DL7027は、パンの断面が星形に焼き上がるパン型です。
焼いたあとにスライスすると、ふんわりとした生地の中から五角形の星が現れます。
子どものおやつや、イベント用のパンにぴったりです。
ただし、鋭角な角があるため、生地を入れすぎると形が崩れやすくなります。
目安は型の7〜8分目まで。
星の角にもきちんと生地を押し込むようにして詰めると、きれいな仕上がりになります。
ココアや抹茶など色付きの生地を組み合わせると、星の形がよりくっきり出て見た目も楽しくなります。
星形のインパクトを活かしたい方におすすめの型です。
花型 DL7028の特徴


DL7028は、断面に花びらのような丸い模様が浮かび上がる、やさしい雰囲気の型です。
角がなく、生地が自然にふくらみやすいため、初心者の方でも扱いやすいのがポイント。
私はチョコシートを織り込んで作ってみました。
花型は、詰めすぎや焼きムラの心配が少ないので、「初めてのパン型」としても安心して使えます。
紅茶や抹茶、色違いの生地を組み合わせても模様がきれいに出ます。
焼いたあとにそのままプレゼントしても喜ばれるデザイン性。
毎日のパンをちょっとかわいくしたい方にぴったりです。
アイデア次第で“映えるキャラパン”も作れる!


花型のシルエットを活かして、動物の顔を描いたイラストパンにも挑戦しました。
くまの顔やうさぎ、ねこなど、丸みを帯びたデザインと相性が良く、花びらのラインがちょうど顔のフレームになってくれます。
作り方は、色生地をパーツごとに分けて配置し、型の中で成形してから焼くだけ。
ポイントは、発酵時に模様がずれないよう、しっかり冷やした生地で巻くこと。
手間はかかりますが、切った瞬間に「わぁっ」と声が上がるほどの仕上がりになります。
お子さんの誕生日や手土産、写真映えを狙いたいイベントにもぴったり。
オリジナルのキャラクターを描いてみたり、季節のモチーフを入れてみたり。
パン作りに“遊び心”を加えたい人にとって、表現の幅が広がる型です。
材質・サイズ・耐熱温度など基本スペックを解説
貝印の花と星の食パン型(DL7027・DL7028)は、スチールにアルミメッキを施した鋼板製で、表面にはフッ素樹脂加工がされています。
この加工により、生地がこびりつきにくく、型離れがスムーズ。
洗う際もスポンジでさっと汚れが落ちます。
サイズは約15.5cm×10cm×高さ9cmで、容量としてはおよそ1斤弱。
蓋付き仕様なので、しっかりと角のある角食タイプに焼き上がります。
耐熱温度は230℃まで対応しており、家庭用オーブンで問題なく使用可能。
一般的な食パン型よりやや小ぶりですが、その分火通りがよく、焼成時間の調整もしやすいのが特長です。
なお、空焼きや直火、電子レンジでの使用は不可。
使用後は完全に乾かしてから収納することで、型の劣化を防ぎ長持ちさせることができます。
貝印KAI花と星の食パン型DL7027・DL7028の使用感・メリット


焼き上がりの可愛さは抜群!食卓でも映える仕上がり


花型・星型ともに、焼き上がりの可愛さは文句なし。
私はチョコシートを織り込んで焼いたところ、断面に模様がくっきりと現れ、見た目だけでテンションが上がりました。
トースト1枚を切った瞬間、「うわ、かわいい!」と声が漏れるほど。
ただの食パンとは思えない華やかさがあり、特別な朝食や手土産にもぴったりです。
生地に色をつけたり、マーブル模様を加えたりするだけで、完成度がグッと上がるのも魅力。
焼きっぱなしでも絵になるので、デコレーションが苦手な方にも向いています。
焼成後のパンは、丸いフォルムの中にしっかりとした花や星のシルエットが浮かび上がり、手間をかけた感が伝わる仕上がりに。
普段のパンづくりを、少し特別に演出したい人にこそ使ってほしい型です。
発酵の見極めと型離れのコツ
この型で焼く際は、発酵の見極めが仕上がりを大きく左右します。
生地が膨らみすぎると模様がぼやけ、少なすぎると形が出ません。目安は型の7〜8分目。過発酵にも注意が必要です。
特に星型は角が鋭いため、生地が詰まりやすく、しっかり空気を抜いて丁寧に成形することが大切。
発酵完了の見極めには、ふたの裏に軽く触れそうなくらいの膨らみを目安にすると失敗しにくくなります。
また、型離れをよくするには、使用前にスプレーオイルかショートニングを塗布すると安心。
焼成後は粗熱を取ってから型を外すことで、パンの角が欠けるのを防げます。
一手間かかりますが、きれいに模様を出すには丁寧な準備が必要。
慣れれば安定して美しい焼き上がりが再現できます。
プレゼントにもおすすめのデザイン性
貝印の花と星の型は、そのままでも十分魅力的な見た目ですが、プレゼントとしても大変喜ばれるアイテムです。
普通の食パンとは一線を画すデザイン性で、「えっ、これ手作り?」と驚かれることもしばしば。
ちょっとした手土産や、ホームパーティー、入園・入学祝いなどの贈り物にもぴったり。
自作のパンをこの型で焼いてラッピングするだけで、市販品のような完成度になります。
また、花や星というモチーフ自体に好感が持たれやすく、幅広い年代に受け入れられやすいのも利点です。
中にチョコやドライフルーツを入れると、見た目も味も特別感がアップします。
“かわいい”と“手作り感”が同居する仕上がりで、心のこもったギフトに。
相手の印象に残る一品になること間違いなしです。
注意点はある?洗い方や保管の工夫も紹介
型自体は扱いやすい構造ですが、使用後の手入れと保管にはいくつか注意点があります。
まず、フッ素樹脂加工がされているため、金属たわしや研磨剤の使用はNG。傷つけないよう柔らかいスポンジで優しく洗うのが鉄則です。
また、水分が残ったままだとサビや劣化の原因になるので、使用後はしっかり乾燥させてから収納しましょう。
洗浄後にオーブンの余熱などで乾かすと、より安心です。
収納時は、型同士がぶつかって傷がつかないよう、キッチンペーパーなどを挟むと◎。
さらに、蓋のパーツを無くさないようにまとめて保管するのもポイントです。
なお、食洗機や電子レンジは不可。長く使いたいなら、手洗い+自然乾燥が基本。
ちょっとした配慮で、型の寿命は大きく変わります。
よくある質問(FAQ)
まとめ|切って楽しい、見てうれしい、かわいい食パン型
貝印の花と星の食パン型は、パンを焼いて切るだけで、かわいい形があらわれる便利な型です。
特別なテクニックがなくても、パン作りが楽しくなります。
型の内側にはフッ素加工がされていて、くっつきにくい作りになっています。
初心者の方でも、油を少しぬっておけば安心して使えます。
花型は丸みがあるので、生地がふくらみやすく、きれいに焼きやすいです。
星型はちょっとコツがいりますが、切ったときのインパクトは抜群。
普段の朝ごはんやおやつが、ちょっと特別に見えるのもうれしいポイント。
プレゼントにも喜ばれます。
パン作りをもっと楽しみたい方にぴったりの型です。
「難しそう」と思わず、ぜひ一度チャレンジしてみてくださいね。



